ロータリーは今、大きな変革期を迎えているように思います。その最たる出来事が、2016年4月に開催された規定審議会の決定事項ではないでしょうか。
言語、文化、歴史、規模、地域特性等それぞれにおいて異なる35,000のクラブに対し、統一したルールで一元的に管理することの限界が露呈したことで、クラブに対して柔軟性を認めることにより、会員基盤とクラブ活動の強化を図ってもらうことのほうが得策といえば語弊があるかもしれませんが、ロータリーの組織発展につながるという判断により下された決定ではなかったのかと思います。
その一方で、クラブとしてどういうビジョンを描いて未来に向かうのかが問われています。『備えあれば憂いなし』将来への備えがなければ、機能不全に陥ることを意味していることも事実です。
この決定に対して嘆いたり憂いたりすることよりも、私は一歩踏み出すことを選びます。
皆で考えましょう。
そして、皆で結論を導き出しましょう。ある意味でクラブが活性化するチャンスなのかもしれません。
『一人1本の木を植えよう 世界中で120万本の樹木を植えて、環境に良い影響を与えよう』
国際協議会本会議の冒頭、イアンH.S.ライズリー 2017-18年度会長が発信したメッセージです。期間は、ロータリー年度開始日の2017年7月1日から2018年4月22日の「アースデイ」まで。
環境悪化と気候変動の脅威を憂慮して発せられた、強いメッセージです。
国際ロータリー第2500地区
2017-2018年度ガバナー